【グレムリン】90%が知らない小ネタ・裏話15選解説

今回は映画「グレムリン」の小ネタや裏話を解説していきます。
この記事は今作のネタバレを含むためご注意ください。

冒頭の車

冒頭近く、ランドール・ペルツァーがチャイナタウンの骨董品店に向かっているとき、ボンネットから煙を出している車がありますが、その車はAMC(American Motors Corporation)のグレムリンという車種です。またグレムリンのロゴは、この映画に登場するグレムリンに似たキャラクターデザインをしています。

グレムリンの由来

広東語で “mogwai “は「悪魔」もしくは「魔怪」という意味になります。ちなみに北京語の発音も 同じ “モグワイ “であり、その悪魔は、雨の降る時期をきっかけに繁殖期を迎えるという、グレムリンと同じような習性となっています。

本物の猿

映画撮影前、本物の猿にグレムリンを演じさせる試みがありましたが、グレムリンの頭をかぶせたところ、テスト用の猿がパニックになってしまい、断念したことがありました。

グレムリンの価格

映画製作当時CG技術がなかったため、グレムリンはすべてアニマトロニクスで、1体約300万円〜400万円かかっていたそうです。

スピルバーグの愛犬

ギズモの毛並みの色は、スピルバーグ監督が当時飼っていた愛犬のビーグルに寄せて作られたと制作デザインを担当したクリス・ウェイラスは語っています。

E.T.

グレムリンの1匹が、E.T.が放ったセリフそのままに「テレフォン・ホーム」と言っていたり、E.T.の人形が飾ってあったりしていました。また、冒頭に登場する映画館の看板には「A Boy’s Life」と書かれてあり、これは『E.T.』(1982)が劇場上映される前の偽タイトルでした。

バック・トゥ・ザ・フューチャー

本作の舞台、キングストン・フォールズのセットは、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(1985年)のセットと全く同じものです。例えば、劇中終盤グレムリン達が『白雪姫』を観ている映画館は『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のマーティ・マクフライ(マイケル・J・フォックス)がデロリアンで正面玄関に激突した映画館です。
また『グレムリン』のビリーの母親と『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のロレインの母親は両方とも女優のフランシス・リー・マケインが演じています。

ゴーストバスターズ

本作は、『ゴーストバスターズ』と同じ1984年6月7日に全米公開されました。しかし興行成績としては『ゴーストバスターズ』の圧勝となりました。

スターウォーズ

バーのシーンで、グレムリンが遊んでいるシューティングゲームは1983年にリリースされた『スター・ウォーズ』のゲームで、デススターへの攻撃を体験できるモノとなっています。

トイストーリー2

劇中終盤、上からモノが落ちてくる所をギズモが車に乗って逃げるワンシーンがありますが、後の『トイストーリー2』の乗り込んだオモチャ屋さんでの一幕に影響を与えました。

叫び声

ドリーの酒場でのシーンでのフィービー・ケイツの叫び声は、少なくとも1つは本物の叫び声でした。理由としては、あるテイクで巨大なゴキブリが彼女の目の前を這い出てきたからです。

スピルバーグのカメオ出演

映画の中盤(43分52秒付近)でビリーの父親が参加するハイテク見本市のシーンで、スピルバーグ本人が乗り物に乗ってカメラの前を横切るシーンがあります。

映画ポスター

本作は、スピルバーグと本作の監督ジョー・ダンテが数年ぶりに組んだ2度目の作品となります。過去に2人は『トワイライトゾーン/超次元の体験』の共同監督で初タッグを組みました。
劇中、ビリーがピートに寝室で初めてグレムリンを見せるとき、『トワイライトゾーン』のポスターが壁に立てかけられているのが分かります。また『トワイライトゾーン』で同じく共同監督を務めたジョージ・ミラー監督作の「マッド・マックス2」のポスターも飾られています。

ティム・バートン

映画『チャーリーとチョコレート工場』で知られるティム・バートンの短編映画を見た製作総指揮のスティーブン・スピルバーグは、この映画の監督に彼を指名しようと考えましたが、当時、ティム・バートンは長編映画の監督をしたことがなかったため、断念しました。

マクドナルド

当初の脚本には、グレムリンがマクドナルドを襲撃し、ハンバーガーの代わりにお客さんを食べてしまうというシーンがありましたが、あまりにも悲惨なシーンになってしまう為、ボツになりました。
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