今回は2022年サンディエゴ・コミコンで発表されたマーベル・スタジオの新情報に触れていきます。1日目はアニメーション5作品の詳細情報が解禁となりました。
この記事は過去のMCU作品のネタバレを含みますのでご注意ください。
マーベル・ゾンビーズ
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— MCU – The Direct (@MCU_Direct) July 22, 2022
今作の世界線は、アニメ「ホワット・イフ…?」の5話のゾンビストーリーと同じ世界線。
今作でゾンビ化するのはキャプテン・アメリカ、ホークアイ、キャプテン・マーベル、スカーレット・ウィッチことワンダ、『インクレディブル・ハルク』で初登場し『シャンチー:テン・リングスの伝説』で再登場を果たしたアボミネーション、『アントマン&ワスプ』のゴースト、『ブラックパンサー』のオコエ。そして、フェーズ4作品『エターナルズ』のイカリスもゾンビ側であると判明。
これらのゾンビ軍団に対抗するのは『ブラックウィドウ』のイェレナとレッド・ガーディアンズ、『シャン・チー/テン・リングスの伝説』のシャン・チー、ケイティ、デス・ディーラー
『ホークアイ』のケイト・ビショップ、『ワンダヴィジョン』のジミー・ウー、『ミズ・マーベル』のカマラ・カーンなどが登場するとのことでゾンビ側とそうでない側を見比べるとフェーズ1〜フェーズ3がゾンビ側、フェーズ4がそうでない側に多いように思え新旧ヒーロー対決が皮肉にも描かれることになりそうです。
これまでのヒーローがゾンビ化するということでこれまでのMCUの世界線アース616とは別の世界線での出来事ですが早くもフェーズ4を含むヒーローたちの夢の共演が実現するということになります。
また、今作は成人向けのTV-MA指定になる予定なので多少のグロ描写も覚悟しておかなければなりません。
今作はディズニープラスで2024年配信予定です。
アイ・アム・グルート
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今作の主人公は『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』のベビー・グルートで8月10日に5話配信され、後日さらにエピソードが追加予定とのこと。
また、今作には僕の最推しヒーローであるロケットも登場することが決定しているので絶対に見逃すことはできない作品です。
X-MEN’97
First look at ‘X-MEN 97’, releasing in fall 2023 on Disney+ #SDCC pic.twitter.com/9flC3U9kgI
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今作は90年代のタイムラインで新たな物語が描かれるとされており今回登場キャラクターが解禁。
映画『X-MEN』シリーズではプロフェッサーXがX-MENを率いてマグニートーと対立するという構図でしたが、今作ではマグニートーがX-MENのリーダーを務めます。
その他にも映画『X-MEN』シリーズで活躍したプロフェッサーXやウルヴァリンをはじめ、サイクロップス、ジーン・グレイ、ジュビリー、ローグ、ストーム、ガンビット、ビショップ、フォージ、モーフ、「デッドプール2」に登場したケーブル。
そして、X-MENの宿敵チーム”ヘルファイア・クラブ”のエマ・フロスト、セバスチャン・ショウ、ミスター・シニスター、ボリバー・トラスクが登場することが決定。
「ドクターストレンジ:マルチバース・オブ・マッドネス」でアース838のチャールズ・エグゼビアが登場し、ドラマ「ミズ・マーベル」のカマラが原作設定とは異なりミュータントであることが判明しているため、今後のMCU作品に置いてミュータントは不可避の存在と言えるため今作は見ておく必要があります。
今作はディズニープラスで2023年秋に配信予定です。
スパイダーマン:フレッシュマン・イヤー
First look at ‘SPIDER-MAN: FRESHMAN YEAR’, releasing in 2024 on Disney+ #SDCC pic.twitter.com/uSpENA4RyU
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当初、今作は「スパイダーマン:ホームカミング」の前日譚つまり彼がどのようにしてスパイダーマンになったのかというオリジンが描くとされていましたが、今回の発表で今作の世界線がアース616ではない可能性が出てきました。
「スパイダーマン:ホームカミング」では師匠としてアイアンマンことトニースタークがメンター的な役割を果たしていましたが、今作ではノーマン・オズボーンがピーターに指導をして、その息子ハリーと行動を共にするというまさにサムライミ版のような設定になっています。
「シビル・ウォー」ではトニーがピーターの家を訪れスカウトするという流れでしたが、今回発表されたパネルでは同じ構図ですが、トニーではなくノーマンがピーターの家を訪問しています。
また、ピーターは「アベンジャーズ:インフィニティウォー」でドクターストレンジと初対面だったにも関わらず今作に彼が登場することも判明。
さらにヴィランとしてドクター・オクトパス、ユニコーン、カメレオン、スコーピオン、スピード・デーモン、タランチュラ、ライノ、ブタンという中々のボリューム。
そして、ドラマ「デアデビル」「スパイダーマン:ノーウェイホーム」に登場したデアデビルが登場することも決定。
他にもいくつかの異なる種類のスーツも判明しているため、今作がアース616で「スパイダーマン:ホームカミング」の前日譚であるとするならば無数の矛盾が生じてくることになります。
今作はディズニープラスで2024年配信予定です。さらに、『Spider-Man: Sophomore Year』というタイトルでシーズン2が制作されることも決定しています。
ホワット・イフ…?シーズン2
ヒーローたちの”もしも”を描いた「ホワット・イフ…?」はすでにシーズン1が配信済ですが、今回シーズン2のいくつかのエピソードが判明。
その中には、「シャンチー」のマンダリンとソーの父オーディンの対決、キャプテン・カーターとウィンター・ソルジャーの対決、「マイティ・ソー:バトルロイヤル」のヘラをめぐる物語、惑星サカールでトニー・スターク、ヴァルキリー、ハルクが出会う物語などが判明しています。
今作はディズニープラスで2023年配信予定。
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