今回はスターウォーズドラマ「オビ=ワン・ケノービ」を見る上で欠かせないスターウォーズアニメ「クローンウォーズ」の厳選エピソードを紹介していきます。
概要
The time for #ObiWanKenobi has arrived…early.
Start streaming the first two episodes on @DisneyPlus TONIGHT at 9PM PT. pic.twitter.com/5gKVNzRovq
— Obi-Wan Kenobi (@obiwankenobi) May 27, 2022
遂に配信開始となったスターウォーズスピンオフドラマ「オビ=ワン・ケノービ」。この作品はEP3「シスの復讐」から10年後を描いており、オーダー66を生き延びたオビ=ワン・ケノービに焦点が当てられています。また、実写映画でアナキン・スカイウォーカー役だったヘイデン・クリステンセンが17年ぶりにダースベイダーを演じることでも注目を集めています。
praying for clone wars flashbacks in kenobi… pic.twitter.com/0x9FGQC4wD
— chloe 🚀 (@lightsabrqueen) May 23, 2022
ドラマ「オビ=ワン・ケノービ」を見る上で切っても切り離せないのがアニメ「クローンウォーズ」。「クローンウォーズ」はEP2「クローンの攻撃」とEP3「シスの復讐」の間を描いており、実写映画ではあまり多く語られなかったジェダイたちや数々クローン・トルーパーたち、オーダー66の秘密、そして、オビ=ワンとアナキンの師弟関係や友情が色濃く描かれています。
以前、「クローンウォーズ」全133話のあらすじや重要人物、優先エピソードをまとめて解説しましたが、今回はドラマ「オビ=ワン・ケノービ」を見る上でこのエピソードは外せないというものを厳選して紹介していきます。
ですので、これまで「クローンウォーズ」を見ていなかった人はとりあえず今回ピックアップしたエピソードをぜひ見てからドラマ「オビ=ワン・ケノービ」に臨んでもらえればと思います。
映画「クローンウォーズ」
あらすじ
EP2「クローンの攻撃」でのジオノーシスの戦いの後、多くの惑星がドゥークー率いる分離主義派に加わり、銀河は無法化。
そんな時、ジャバ・ザ・ハットの息子が何者かに誘拐されるという事件が発生し、ジャバはジェダイに助けを求めます。
一方、惑星クリストフシスではオビ=ワンとアナキンがドロイド軍と交戦しており、そこに新しいパダワンのアソーカ・タノが派遣。アソーカはアナキンの弟子となり、2人はジャバの息子ロッタ救出のため惑星テスに向かいます。
アソーカ・タノ
Ashoka Tano has solidified herself as one of the GREATEST Star Wars characters of all time. #CloneWars pic.twitter.com/D6suMmyM6j
— ブランドン (@EyesOnBrandon) May 4, 2020
今作初登場の彼女は、ジェダイのパダワンでアナキンの弟子となります。生意気で無鉄砲な性格はどこかアナキンと似ており、彼女の型(フォーム)は逆手でライトセーバーを持つシエンの変形型です。
彼女はすでに他のスピンオフドラマにも登場しており、彼女に焦点を当てた単独作も今後配信予定。彼女がドラマ「オビ=ワン・ケノービ」に今後登場するかは不明ですが、今後スターウォーズ作品を見る上で彼女は欠かせないので、これを機に視聴することをお勧めします。
シーズン2(12話〜14話)
あらすじ
中立であるはずの惑星マンダロアが分離主義派についたという噂の真相を確かめるべくオビ=ワンは惑星マンダロアの女公爵サティーンを訪ねます。
しかし、その訪問中にドゥークー伯爵と繋がっているマンダロリアングループの”デス・ウォッチ”と対峙することに・・・。
サティーン・クライズ
No fan fic today, please enjoy Satine & Kenobi appreciation pic.#StarWars #CloneWars pic.twitter.com/Fp0fVxkBmG
— Obi-Wan Ben Kenobi (@SagaciousJedi13) August 13, 2021
彼女は、惑星マンダロアの新政府を率いる女公爵。戦争を好まず中立を維持したい彼女は、旧共和国時代の戦士文化復活を望む”デス・ウォッチ”と対立。
また、かつてオビ=ワンが彼女を守る任務にあたったことから彼とは旧知の仲であり、言葉では伝えないもののお互いに惹かれあっています。
実写映画では語られていませんが、アナキン同様にオビ=ワンにもかけがえのない大切な存在がいることがこれらのエピソードで判明します。アナキンはパドメに対してストレートで気持ちを伝えますが、オビ=ワンはジェダイの掟などに対して比較的忠実であるためサティーンに対して自身の気持ちを伝えられずにいます。
シーズン3(15話〜17話)
あらすじ
アナキン、オビ=ワン、アソーカは謎の遭難信号の発信源を辿り惑星モーティスに迷い込んでしまいます。そこは普通の惑星ではなく、強力なフォースを持つ親子3人に出会うことに・・・。
これらのエピソードでは光明面と暗黒面のフォースの謎に迫る重要な回。さらにはEP3「シスの復讐」の悲劇を匂わす展開やクワイ=ガン・ジンの霊体が初めてオビ=ワンの前に姿を現します。
シーズン4(15話〜18話)
あらすじ
最高議長を倒す陰謀を暴くためオビ=ワンは賞金稼ぎに化け、陰謀の立案者の脱走に手を貸し、ドゥークーに近づくことになります。
これらのエピソードではオビ=ワンが死を偽装して、賞金稼ぎに扮しドゥークー伯爵に近づく回。オビ=ワンが本当に死んだと思い込んでしまったアナキンのオビ=ワンに対する思いが見れると同時に彼のジェダイ評議会への不満が浮き彫りとなります。
シーズン5(14話〜16話)
あらすじ
宇宙を彷徨っていたダース・モールとその弟子サヴァージ、彼らを救ったのはまさかのデス・ウォッチ。ダース・モールの目的はオビ=ワン、デス・ウォッチの目的は惑星マンダロアの支配。二者は手を組み、目的達成のため軍を集め惑星マンダロアに向かいます。
これらの回では、オビ=ワンと親密な関係であるサティーンが統治する惑星マンダロアに再び焦点があてられ、彼女に危機が迫ります。
シーズン5(17話〜20話)
あらすじ
ジェダイ聖堂が爆破されるテロ事件が発生。アナキンとアソーカは調査に乗り出し犯人を探すことになるが、ここからアソーカは思いも寄らない事態に巻き込まれることとなります。
これらのエピソードでは、オビ=ワンではなくアソーカに焦点があてられます。彼女がジェダイ・オーダーを去ることになったきっかけであり彼女の分岐点です。
シーズン6(1話〜4話)
あらすじ
分離主義勢力との戦闘中に、クローン・トルーパーの1人タップが我を忘れジェダイを殺す事態が発生。原因究明のため、タップと付き添い人のファイブズはクローン製造拠点の惑星カミーノに向かうことに・・・。
共和国軍に従事していたクローン・トルーパーたちがなぜ突如としてオーダー66に従いジェダイを次々と抹殺していったのか、これらの回では実写映画では語られていないオーダー66の謎が描かれています。
シーズン7(9話〜12話)
あらすじ
分離主義勢力に追い詰められる共和国軍、この事態を受け評議会は各地にジェダイを派遣。一方、ダース・モールの居場所を突き止めたアソーカはアナキンらと再会を果たします。
いよいよ、物語はクライマックスへ。これらのエピソードは映画「シスの復讐」と時系列が重なっており、遂にダース・シディアスが動き出します。
「シスの復讐」でなぜアソーカは登場しなかったのか、あの裏では何が起きていたのかが明らかになりかつてないほど切なく悲しいエピソードです。これを見た後にあなたはおそらく「シスの復讐」を無意識のうちに視聴していると思います。
最後に・・・
EP3「シスの復讐」〜EP4「新たなる希望」の間を描いたアニメ「反乱者たち」も今後のスターウォーズスピンオフ作品に関わってくるので今のうちに視聴することをお勧めします!
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