今回はハリウッド実写映画「アンチャーテッド」のネタバレなし感想と小ネタを解説していきます。
前半はネタバレなし、後半はネタバレありなのでご注意ください!
概要
just watched #Uncharted … well its one thing… dont compare it with the games.. just enjoy the movie as it is.. ye its not the best but its fun. Mark and Tom are good together.. just dont try to see the game sully and Nate.. they are there own. + pic.twitter.com/XNEeX2bTP4
— ⎊ Sarah 😈🇩🇪 ⎊ (@Skydevil85) February 18, 2022
全世界シリーズ累計売上4170万本を誇るゲーム「アンチャーテッド」。原作ゲームはスピンオフ作品を含めこれまでに6作発売されています。
主人公ネイトことネイサン・ドレイクを演じるのはMCU版スパイダーマンでお馴染みのトム・ホランド。ゲーム第1作の時点ではネイトは推定30歳と言われていますが、今作のネイトは25歳ということで原作ファンにとっては少し敬遠してしまう要因かもしれません。
ネタバレなし感想
僕はゲームをプレイしたことがないですが、その分王道のアドベンチャー映画として脳死で今作を楽しむことができました。もしかすると中盤までの展開で少々退屈に感じる方もいるかもしれませんが、その分の退屈を取り返すような大迫力のアクションで大人から子供まで楽しめる金曜ロードショーにもってこいの作品です。
先ほど述べたようにゲームをプレイしたことがなくても普通に楽しめる作品であり、主演がトムホランドということでとある作品のオマージュが含まれているのでぜひそれを探してみてほしいです。
また、ゲームファンの視聴者からも今作を楽しむことができたという声が届いていますし、随所に散りばめられた小ネタやサントラに歓喜できるのではないでしょうか。評判次第で観に行こうかなと思っている方はぜひ劇場に足を運んでみてください。
次からは主に今作を鑑賞済みかつ原作ゲームをプレイしたことがない方向けに個人的に気になったシーンに関する小ネタを解説していきます。
尚、ここからは今作のネタバレを含むためご注意ください。
冒頭シーン
今作は映画の中でも非常に特徴的な始まり方で幕を開けます。気絶していたネイトが目を覚ましますが、貨物機の積荷に足を絡ませ宙吊りとなっているという状況。
もしやと思い調べたところ、原作2作目「黄金刀と消えた船団」の冒頭シーンでも気絶していたネイトが目を覚ましますが、宙吊りになってしまうという始まり方だったため今作はそれを踏まえたものだったのかもしれません。
ステッカー
Got snacks for the playstation showcase
gonna choke on them when I see the Naughty Dog logo pic.twitter.com/oCFIqrxnxy— Retr0🦋 // FORBIDDEN WEST 🏹🤖🌸🥀 (@vanishinggracee) September 9, 2021
劇中序盤、大人になったネイトは自身の部屋にあるスーツケースの中を探り、兄サムからの絵葉書を読むシーンがありましたが、その時、スーツケースに「アンチャーテッド」の開発元ノーティードッグのロゴのステッカーが貼ってありました。
ノーティードッグは他にも「The Last of Us」やクラッシュ・バンディクーシリーズを手がけています。
また、そのスーツケースには他にファイナルファンタジーシリーズのクラウドの小さいステッカーもあったような気がしますが、ファイナルファンタジーシリーズの開発元はスクウェア・エニックスなのでこれは自信はありません。
クロエ
実写映画は原作の服装をそのまま劇中に反映することが多くありますが、今作でネイトやサリーに協力したり裏切ったりと翻弄したクロエの初登場の時に着ていた服の色は赤。調べてみると原作2作目「黄金刀と消えた船団」の初登場シーンでも彼女は赤い服を着ていました。
カメオ登場
ネイトとクロエが海に不時着した後、ビーチに辿り着くことになりましたが、そこにはくつろいでいるとある男性がおり、2人に話しかけてきました。
映画の中でセリフのある一般人はだいたい誰かしらのカメオ出演である可能性が高いため調べたところ、今作のあの男性は原作ゲームシリーズを通して主人公ネイトの声を務めているノーラン・ノースという俳優兼声優。劇中のネイトに対し「僕も同じ経験をしたことがある」というセリフはそのためだったということになります。
アベンジャーズエンドゲーム
原作の小ネタ以外に劇中にはMCU映画「アベンジャーズ:エンドゲーム」のとあるシーンをオマージュしたようなシーンがありました。これに気づいた人はそれほど多くないのではないでしょうか。
劇中後半、ネイトとサリーが船の甲板に出る直前、ネイトは船内にある武器を手に取っていました。1つは海賊がよく持っているカットラス、もう1つは短剣のようなもの。ネイトはカットラスを使用しようとしていましたが、それをサリーに取られたことで渋々探検を持つことに・・・。その後、甲板での戦闘シーンの途中でネイトは「小さいのをあげる」という風なことを言い短剣をサリーに渡し、カットラスをサリーから受け取っていました。
確信はありませんが、おそらくこのシーンは「アベンジャーズ:エンドゲーム」の時のソーとキャプテンがムジョルニアとストームブレイカーを交換するシーンのオマージュだったと思われます。
ポストクレジットシーン
今作のポストクレジットシーンではネイトと謎の男が取引をしており、その男が自身の雇い主の名前を明かしていました。その雇い主の名前はローマン。
これはおそらく原作のガブリエル・ローマンのことを指しており、彼は原作1作目「エル・ドラドの秘宝」に登場する敵です。ゲームとは時系列が逆になりますが、もしも映画2作目が作られるとしたらこのローマンがメインヴィランになる可能性が高いです。
最後に・・・
Youtubeの方で「アベンジャーズ:エンドゲーム」の小ネタ50個を紹介していますので、ぜひそちらも観てみてください。
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