【TENET/テネット】90%の人が見逃したであろう小ネタ集

今回は、9/18に上映開始となったクリストファー・ノーラン監督の最新作「TENET」の小ネタをいくつか紹介していきます。
※この記事は、本編のネタバレありとなっていますのでくれぐれもご注意ください。

ロゴ

テネットハリーポッターシリーズやDCシリーズ、その他あらゆるジャンルの作品の冒頭で見かける「ワーナーブラザーズ」のロゴ。
今作は、真っ赤に染まった「ワーナーブラザーズ」のロゴから始まります。
そして、映画の最後にもそのロゴは画面に映し出されるのですが、その時は青色で表示されます。
思い出してほしいのは、劇中の赤と青の意味。
赤は時間の通常の流れ、つまり順行を表しており、青は反対の逆行を表しています。
つまり、冒頭の「ワーナーブラザーズ」のロゴが赤で始まったのは通常の流れを表し、青のロゴで終わったのは「今作をもう一度見直してほしい」というメッセージが込められていたのかもしれません。

ステッカー

ニール冒頭のオペラ劇場での偽装テロ事件のシーンで、名もなき男と複数のメンバーは特殊部隊に紛れるため赤色のステッカーを右腕に貼っていました。
劇中内での赤は時間の順行を表すため、まさにこの時の時間の流れにリンクしていることになります。
また、空港の絵画などを保管していた部屋を案内してくれた人物の胸元にも赤い飾りがあったため、これも時間の順行を表すアイテムとして表現したかったのかもしれません。

SATOR式

キャット
「SATOR式」とは、5つのラテン語からなる回文のこと。
劇中では、この5つのワードが随所に散りばめられていました。
・一番上の「SATOR」は今作の敵の名前
・「AREPO」はキャットと親密な関係にあり贋作を描いた画家の名前
・真ん中は今作のタイトル「TENET
・下から二番目の「OPERA」は劇中冒頭のオペラ劇場
・一番下の「ROTAS」はフリーポートを警備していた警備会社の名前
まず真ん中の部分は上下左右どこから読んでも「TENET」となります。
さらには他のワードに関しても上下左右どこから読んでも「SATOR」「AREPO」「OPERA」「ROTAS」といういずれかのワードとして読めるえげつない回文です。

フォートナイト

アルゴリズム今や大人気バトロワゲームの「フォートナイト」
やったことがない方も一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
実は今作「TENET」はフォートナイトとコラボしており、ゲーム内で「TENET」のサントラが流れ、さらには「TENET」にまつわるアイテムもゲーム内に出現しています。
オレンジのケースは、劇中主人公とセイターが奪い合ってたアルゴリズムの1つが入っていたケースでオレンジのケースの上に置かれている石のようなものはアルゴリズムの1つです。

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9.11

CIAアメリカだけでなく世界をも震撼させた同時多発テロ、通称「9.11」。
今作は、第三次世界大戦をいかにして防ぐかというのが着目点でしたが、その「9.11」になぞらえて作られたとも言われています。
その説に信憑性を持たせるのが、「9.11」の時の実際のCIAの長官の名前がジョージ・ジョン・テネットということ。
“テネット”は今作で重要なワードでしたが、実際の当時の副長官の名前もテネットであるためまさに今作のタイトルとリンクしています。

「TENET」の意味

解説今作の最重要ワード”TENET”
劇中では、それぞれの主義や信条という意味で使われることが多かったです。
思い出してほしいのは、劇中ラストのスタルスク12での戦い。
名もなき男とニールはそれぞれ順行チームと逆行チームに分かれて、タイマーは10分に設定し”挟み撃ち作戦”を決行します。
この”10″という数字がキーワードであり、”10”を英語にすると”TEN”になり、逆から読むと”NET”となります。
順行チームと逆行チームがそれぞれ10分という時間内に挟み撃ちするということで
”TEN”+”NET”=“TENET”
となります。

マクスウェルの悪魔

マクスウェルの悪魔主人公が研究者バーバラと会い、初めて”逆行”という概念を知るシーンで背後のホワイトボードに様々な図式が確認できます。
その中には、「マクスウェルの悪魔」という思考実験の代表的な図も確認できます。
マクスウェルの悪魔
この「マクスウェルの悪魔」は、エントロピー増大の法則とも呼ばれる熱力学第二法則の矛盾を提唱したものです。
皆さんご存知の通り「エントロピー」というワードは今作に登場しており、エントロピーの減少によって時間の逆行を可能にするため、「マクスウェルの悪魔」と内容がリンクしているため、このシーンのホワイトボードにこの図が書かれていたのだと思われます。
そして、この「マクスウェルの悪魔」の図では、2種の異なる分子の色分けを赤と青で行っているため、今作の順行カラーと逆行カラーもそれぞれ赤と青にしたのではないでしょうか。

赤と青

劇中終盤の”挟み撃ち作戦”では、順行チームと逆行チームの色をそれぞれ赤と青で色分けしていました。
しかし、思い返してみると赤と青は様々なシーンで登場していました。
キャット
例えば、タリンでのカーチェイスのシーン。
ここでは、セイターらが逆行して主人公からアルゴリズムを奪おうとしていましたが、その際キャットの服は赤でした。
キャット自身は逆行しておらず順行のままだったため赤の衣装が使われたのだと思います。
セーリング
そして、次はセーリングのシーン。
セイターに誘われた主人公は、セイターやキャットらと共にセーリングをしていました。
その際、キャットがセイターの命綱を切ったことでセイターは海に転落します。
しかし、主人公はセーリング・ボートをUターンさせセイターを助けていました。
この時、主人公が乗っていたセーリング・ボートの船体の色は青
こじつけかもしれませんが、「Uターン」=「逆行」という意味でこの船体の色を青にしたのかもしれません。

数字の「10」

最後の”挟み撃ち作戦”で順行チームと逆行チームがタイマーを「10分」に設定し挟み撃ちを行ったことでタイトルが「TENET」となっているという小ネタを前半で紹介しました。
しかし「10」という数字、実はこのシーン以外でも度々登場していました。
例えば、主人公が武器商人サンジェイ・シンと接触する前、ニールに「(会うのは)10分だけもいい」と言っていました。
次に、オスロ空港の美術品が管理されている部屋では火災の際、室内にいれば特殊なガスによって窒息死してしまうと案内人が言っていました。
そのガスが噴射され窒息死に至るまでの時間も「10秒」でした。
そして、次に思い出してほしいのはタリンでのカーチェイス直前のシーン。
フリーポート内でセイターがキャットに暴行し、回転ドアに入る寸前に、セイターの部下ボルコフが「輸送車が来るまであと10分」と言っていました。

「N」

タイトルの「TENET」は、最後の順行チームと逆行チームの”挟み撃ち作戦”が関係していると思われます。
しかし、これに加え、もう1つ注目してほしいのは「TENET」の真ん中の文字「N」です。
最後の”挟み撃ち作戦”の最中、ニールだけは逆行から順行に行き来していたため、あの作戦中のニールは順行と逆行どちらかとは言い難い存在でした。
ですので、「TENET」の真ん中の「N」という文字にはニールの頭文字の意味も込めてあるのでは?と考えました。
自分で言っておきながらこじつけ臭がすごいするのでこれに関してはあまり気にしないでください

最後に・・

ある記事によると、製作者曰く今作には60個以上の小ネタが含まれており、何回見ても新しい発見があるとのこと。
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