【透明人間/考察】真犯人は結局誰だったのか?ヒントはラストの”あのシーン”

今回は、7月10日に公開されたホラー映画「透明人間」のネタバレなし概要紹介とネタバレあり考察を行っていきます。

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ネタバレなし概要紹介

映画「透明人間」今作は1933年の映画「透明人間」を現代版にリブートした作品であり、監督のリー・ワネル、主演エリザベス・モスで実現した作品です。

元々は、かつてのモンスター映画を現代版にリブートさせるという”ダーク・ユニバース”の内の1作品でしたが、1作目の「ザ・マミー 呪われた砂漠の王女」の興行不振により”ダーク・ユニバース”計画はなかったことになりました。

ザ・マミー/呪われた砂漠の王女 (字幕版)

そんな今作「透明人間」は、ソシオパスの元カレが透明人間となって主人公セシリアを追い詰めるホラー映画です。

もちろん相手が”見えない”という恐怖は基盤としてあるのですが、それを助長させているのが”

鼓膜を通して骨に響き渡るような不気味な音がさらなる恐怖を演出させ、期待していたハードルを軽々超えていきました。

ホラーが苦手という方にとっては、少々鑑賞難易度が高い作品ですが、僕のように最近ホラーを克服した方やホラーを克服したいという方にはぜひ見ていただきたいです。

またラストにまさかの展開が待ち受けており、観客の解釈が試されるシーンがあるため、ぜひ劇場に足を運んでもらいその目で確かめてほしいです。

真犯人は一体誰?

セシリア今作のストーリー展開はある意味王道で、結末が予想できる作品だと思っていたのですが、透明スーツの中身がエイドリアンの兄トムであったことから我々観客の思考を混乱させます。

そして、真犯人は〇〇という明確な説明はなく、観客に結論を託すような作りとなっていました。

セシリアはエイドリアンを殺した後、どこか吹っ切れたような表情をしており、最後のセシリアの笑ったシーンの解釈によって今作の真犯人の正体が変わってくると思われます。

①真犯人はエイドリアン説

エイドリアン※ここからは、真犯人がエイドリアンであるという仮定の元、話を進めます。

劇中終盤で、透明スーツの中身がトムであることが発覚し、セシリア以外の人間はトムこそが真犯人だと思い込みましたが、セシリアは依然として全てエイドリアンの計画であり、エイドリアンこそが真犯人だという考えを変えませんでした。

そこでセシリアは実際にエイドリアンに会いに行き、真実を彼の口から聞き出そうと試みますが、エイドリアンは自分は犯人ではないという意思を貫いていました。

しかし、セシリア含め私たち観客も一瞬「ん?」と思う単語が彼の口から飛び出します

それが「サプラ〜イズ」という単語

おそらくセシリアはこの単語とその言い方が透明スーツ男のそれと全く同じであると気づき、トムはエイドリアンの指示でこれまで動いており、エイドリアンこそが真犯人であると改めて確信し、最終的に殺したのだと考えられます。

そして、最後のあの笑みは「自分の考えは間違っていなかった、ようやくエイドリアンの束縛から解放された」という安堵の表情だったのではないでしょうか。



②真犯人はトム説

トム※ここからは、真犯人がトムであるという仮定の元、話を進めます。

劇中終盤手前まで、真犯人はエイドリアンであるとセシリアだけでなく、私たち観客のほとんどが確信していたと思います。

しかし、物語終盤で透明スーツの中身がトムであることが発覚し、エイドリアンは隠し部屋のような場所で身動きがとれないという状況というどんでん返しが待ち構えてました。

このことから、全てはトムの仕業であり、セシリアにエイドリアンが犯人だと信じ込ませるのもトムの計画の範囲内だったということになります。

では、なぜトムはセシリアをあそこまで追い詰める必要があったのか?つまり動機は何だったのか?

それはエイドリアンの遺産の相続権です。

エイドリアンは冒頭のシーンからわかるようにかなりの大金持ちであり、相続内容も相当高い額だった。

トムは、その相続権を得るためエイドリアンの死を偽装しようとします。

しかし、計算外だったのはエイドリアンがすでに次の相続権をセシリアに決めていたこと

そのため、トムは表面上はセシリアに相続権を渡しましたが、透明スーツを利用し、セシリアに相続権を手放すように仕向けたのではないでしょうか。

そして、最後のあの笑みは、セシリアがソシオパスに目覚めたことの表れだったのでは?

エイドリアンが真犯人だと最後まで思っていたが、エイドリアン自身は最後まで自分は無実だと発言していました。

そこでセシリアは自分の意見を正当化するため、エイドリアンを殺しジェームズにも「彼は自殺した」と言い貫いたのだと考えています。

しかし、エイドリアンが普段からセシリアに対して度を超えた束縛をしていたのは事実ですが、これは自分が普段兄トムから支配されてストレスを抱えており、その怒りやストレス解消のはけ口をセシリアに向けていたからだと思われます。

そして、この説に対しての疑問として考えられるのは「真犯人がトムだった場合、なぜセシリアの自殺を止めようとしたのか

セシリアは、犯人がエイドリアンであると思っていたため、自分と自分の子供の命を絶とうとすることでエイドリアンを誘き出そうとしました。

案の定、透明スーツ男は現れたのですが、その後透明スーツ男は病院からジェームズの家に向かったため、あの病院のシーンの透明スーツ男は間違いなくトムであると思われます。

トムがセシリアの自殺を止めようとしたのは、相続権を放棄する書類にセシリアがサインをしなければ自分が正当に相続権を引き継げないと考えたからだと思います。



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